THE RAMPAGE 川村壱馬、文字で吠える!「思っていることをありのまま」綴ったフォトエッセイ『PROMISE』は「大問題作です」

読み物として届ける意味のあるものを作れた
ーーさて、他のメンバーのみなさんにもお聞きしてきたんですが、「GL-16~THE RAMPAGE BOOKS~」で発表される作品、これまでに発表されたものも含めて、あえてこの言葉を使いますが、川村さんの“推し”の一冊があれば教えてください。
川村壱馬:……僕の前に出た、陣さんの『JOKER』ですね。
ーー 陣さんが、川村さんに渡した時、パラパラとページをめくって、すぐ「これは家に帰って読もう!」って言ってたってうれしそうに話してましたね。
川村壱馬:家に帰って読みましたよ。ああ、こんなことも書くんだって。いい本でしたね。
ーー『PROMISE』もいい本ですよ。陣さんにインタビューした際に同じような質問をしたら『PROMISE』だと言っていて、その流れで、川村さんに聞きたいことはあるかと聞いたんです。そしたら、好きなものがひとつだけもらえるとしたら何がほしいかって。なんでももらえるそうです。
川村壱馬:なんでもか、うーん…………どこでもドア?
ーーその理由はシンプルに……あれですか、移動問題?(笑)
川村壱馬:出かけなくていいですからね、ドアを開けるだけ。
ーードアを開けたら、さいたまスーパーアリーナ的な?
川村壱馬:そうです(笑)。
ーーグラストンベリーにも行けますね。さて、最後に改めて『PROMISE』の話をしてしめましょうか。
川村壱馬:僕がなぜこれを書いたのか、読んでもらえたら、その意図も分かってもらえると思います。参考になるといったら、おこがましいかもしれないですけど、こういう考え方もあるんだとか、面白いって感じる部分もあったりするかもしれないです。面白いからやってみようと思ってくれたなら皆さんの背中を押せるように書いていますし、人によって考え方は違いますから、これをやって!っていうのでもない。読み物として届ける意味のあるものを作れたのかなと思います。応援してくださるファンの方々も、たまたま手に取ってくださった方も、みんなに読んでほしいですね」
(TOKYO HEADLINE・酒井紫野)