工藤公康氏が岩手県で復興支援を目的とした14回目の野球教室を開催。野球を通じて「夢に向かってチャレンジする姿勢」「あきらめない心」を伝える

2日目からは野村氏(中央)も投手指導に加わった

 2日目からは野村氏も投手指導に加わる。野村氏は一つひとつ動きを止めて丁寧に体の使い方を解説。「ツーアウト満塁、カウントツースリー! 思いっきり放れ!」と子どもに檄を飛ばすと、期待に応え見事なボールがキャッチャーミットに吸い込まれる。野村氏は「よーし! ナイスボールだ!」と目を細めた。

 野手の指導を担当する西岡氏は守備の技術を指導。「ボールのバウンドを見極めて、前に出てボールを捕球するのか、後ろに下がって捕球するのか、たくさん練習して瞬時に判断できるようになろう」と呼びかけ、良いプレーが出ると「ナイスプレー!」と大きな声で子どもたちのプレーを称えた。

 教室が終わると参加したコーチのサインが入ったユニフォームやボールなどが当たるじゃんけん大会が行われた。