11月の創設40周年記念大会でS-cup開催のフェザー級で魁斗がギリシャの超攻撃型ファイターを完封。植山征紀が復活勝利【SB】

判定で植山が勝利(撮影・蔦野裕)

 また前戦から階級をフェザー級に上げた元SB日本スーパーバンタム級王者の植山征紀(ONE LIFE)が土井涼雅(グラップリングシュートボクサーズ多治見)に判定勝ちを収め、復活を果たした。

 植山は2023年2月にスーパーバンタム級王座の2度目の防衛戦で挑戦者・山田虎矢太にKO負けを喫し王座陥落して以降、戦線を離れていた。今年2月の後楽園ホール大会で2年ぶりの試合に臨み、延長にもつれ込む激戦を繰り広げるも手塚翔太に判定負けを喫していた。

 1R、互いにオーソドックスの構え。植山は右ロー、左インロー。土井も右ロー。植山は左フック、右ロー。土井は左ジャブ、左ロー。植山は右ロー、右ストレート。詰める植山に土井は左ジャブ。植山は詰めて右ロー、左ミドル。なおも詰めて左ミドル、左ボディー。土井はヒザ。植山のローに右ストレートを合わせる土井。植山は圧をかけて右ロー。ここに土井の右ストレート。植山の左ミドル、右ローに土井は的確に右ストレートを合わせる。それでも詰めて左ミドル、ワンツーの植山。土井はカウンターで右。