笠原弘希が昨年末に敗れたジャックにリベンジ。笠原直希は1RKO勝ちでスーパーバンタム級王座獲りをアピール【SB】

笠原弘希のパンチにジャックの顔がゆがむ(撮影・蔦野裕)
シュートボクシング(SB)の「SHOOT BOXING 2025 act.2」(4月12日、東京・後楽園ホール)でSB日本ライト級王者の笠原弘希(シーザージム)が昨年敗れたジャック・ラーチャーノン(タイ)に延長の末、判定勝ちを収め、リベンジを果たした。
2人は昨年12月のビッグマッチ「-SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT-GROUND ZERO TOKYO 2024」で対戦し、その時も延長にもつれ込み、ジャックが勝利を収めている。笠原は今年2月の後楽園大会で同じタイ人ファイターのコムキョウ・シット ポージョーウォーに1RでKO勝ちを収め、今回のリベンジマッチにこぎつけた。
1R、オーソドックスの構えの笠原とサウスポーのジャック。笠原が右インロー。じりじりと詰めて左ジャブを飛ばす。そして右インローを立て続け。ジャックは左インロー。ともに前手で距離を探る。ジャックの左ハイをかわした笠原が組み付き、ヒザもジャックはクリンチ。なおも詰める笠原。ジャックはスイッチ。笠原は詰めて蹴り足をつかむと右ストレート。ジャックはオーソドックスに構え、右ミドル。笠原は右ストレート。圧をかける笠原。笠原は左インロー。ジャックの右ハイはスウェーでかわす。じりじりとコーナーに詰めたところでゴング。オープンスコアはジャッジ3者ともドロー。