SEPTENI RAPTURESが選手主導の作品で勝利!YUYA「アイムーンに因縁あった」〈Dリーグ24/25 R11〉

日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」の24-25シーズンのROUND.11が4月3日、江東区の東京ガーデンシアターで行われた。
シーズンも終盤となり、どのチームも勝利を渇望しているなかで、欲しかった1勝を手に入れたのが、SEPTENI RAPTUERSだ。今シーズンは常にランキング上位の常連で、チームの強さを知らしめ、チャンピオンシップも圏内にある状態で走ってきたが、ここにきて最も手応えのある勝利を手に入れた。Medical Concierge I’moon(アイムーン)に5-1で勝利した。

この作品でチームを引っ張ってきたのは。YUYAだ。ジャッジの後のコメントで本ラウンドのショーケースは選手主導で作り上げたことを明かした。
イベント終了後の取材で、選手ディレクションで臨んだ理由について聞かれると、ディレクターのAKIHITO氏が提案だったことを明かした。さまざまな個性が揃っているチームの特性をを作品に生かしてほしいとの思いがあったようだ。
「(選手ディレクションでショーケースを作ることは)いつからっていうきっかけはないんですけど、ここ数ラウンドのうちに決まって、だんだんと動き始めていました。AKIHITOさんとの話し合いを経て、自分が筆頭になって動いてくれないかということで、その時はほかのメンバーには伝えずに、水面下で動き始めました。TANUKIも手伝ってくれて、2人で作り上げ、前回のROUND10が終わった次の日からこの作品を伝えて、動き始めました」
今回の作品のテーマは『月触』。月がモチーフになっており、アイムーンを強く意識した作品であることは明らかだった。
YUYAは、「アイムーンさんには、僕個人的に因縁があったというか、昨シーズンから戦い続けて僕個人的にはすごい悔しい結果で終わってしまって。忘れ物を取り行く気持ちで。制作している中でアイムーンさんの象徴である月を食らいにいくという発想です。見え方として伝わりやすいんじゃないかということで『月触』という作品になりました」