海人vsマラット・グレゴリアン戦における一連の騒動についてSB協会とONE Championshipが和解。ともに声明を発表

4月12日のSB後楽園ホール大会では緒形健一SB協会代表がONEと和解に至ったことを報告していた

 SB協会は4月9日にチャトリ氏から一連の騒動に対する謝罪の申し出があり、それを受け入れたうえで「真摯的な話し合いを通じて共に格闘技界の更なる発展と健全化に向けて協力体制を築くことを約束し、正式に和解いたしました」と報告。10日にはチャトリ氏が海人本人に不適切な発言と認識違いによりお互いの関係に軋轢を生んでしまったことについて謝罪したことも合わせて報告した。

 また「当協会としても計量および試合成立までのプロセスに関する認識の違いがあったことを認め、今後は両団体間での共有事項の明確化を図っていくことを徹底していく所存です。自らの非を認め誠心誠意言葉を尽くし、海人に謝意を示してくれたチャトリCEOには敬意を表しますとともに、私共も今後ONE Championshipとの協力体制を強固なものにするべく相互理解の促進に努めて参りたいと思います」とONEの声明同様、両者間にあった認識の違いを認めたうえで、今後のONEとの関係についても言及。

「今回の件を通して国内と海外のイベントにおけるシステムの違いなど、改めて学び見識を深める機会となりました。今後とも子供たちが安心して目指すことができる健全な格闘技界を構築するべく、国内外問わず志を高く持つ関係各位と手を取り合うことが出来ればと願うものであります。夢のある格闘技界に向けて邁進していく所存ですのでどうぞ宜しくお願い申し上げます」と結んでいる。

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