柔道 阿部詩 『一歩ずつ』【アフロスポーツ プロの瞬撮】
スポーツ専門フォトグラファーチーム『アフロスポーツ』のプロカメラマンが撮影した一瞬の世界を、本人が解説、紹介するコラム「アフロスポーツの『フォトインパクト』」。他では見られないスポーツの一面をお届けします。




撮影/文章:西村尚己(2025年4月5日 2025年全日本選抜柔道体重別選手権大会)
4月5日から2日間、福岡国際センターで行われた柔道の体重別の日本一を決める全日本選抜柔道体重別選手権。
会場が最も湧いたのは女子52kg級の決勝。
延長戦の末、渾身の大内刈りで初優勝を決めた瞬間、阿部詩は喜びを爆発させた。
阿部は2021年の東京五輪で金メダルを獲得後、2連覇を狙った昨年のパリ五輪では、まさかの2回戦敗退。
メダルを逃し号泣した。
その後、復帰戦となった今年2月のグランドスラム・バクー大会で優勝。
そして国内での復帰戦となった本大会でも見事、優勝を果たした。
阿部は優勝インタビューでこう話した。
「やっと一歩踏み出せたところなので、しっかりロスに向けて、もっともっと強くなりたいです」
次の目標は6月にブダペストで行われる世界選手権。
2028年のロサンゼルス五輪に向けて、一歩ずつ前に進んでいく。
■カメラマンプロフィル
撮影:西村尚己
1969年、兵庫県生まれ。大阪大学大学院工学研究科修了。
人間味あふれるアスリートの姿に魅せられ、学生時代にスポーツ写真の世界と出会う。
大学卒業後は、国土交通省に勤務しながらアマチュアカメラマンとして活動するも
どうしてもプロの世界で挑戦したいという想いが募り、2016年にアフロスポーツに転職。
現在は国内外のスポーツを精力的に撮影し、人間の情熱や鼓動、匂いなど五感で感じとれる作品づくりに励む。
2007年 APAアワード写真作品部門 奨励賞
2013年、2015年 写真新世紀 佳作 ほか
★インスタグラム★

アフロスポーツ
1997年、現代表フォトグラファーである青木紘二のもと「クリエイティブなフォトグラファーチーム」をコンセプトに結成。1998年長野オリンピックでは大会組織委員会のオフィシャルフォトチーム、以降もJOC公式記録の撮影を担当。
各ジャンルに特化した個性的なスポーツフォトグラファーが在籍し、国内外、数々の競技を撮影。放送局や出版社・WEBなど多くの報道媒体にクオリティの高い写真を提供し、スポーツ報道、写真文化の発展に貢献している。
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