小林直己「年齢を重ねるっていうのは時間のアート」40歳を迎え、写真集を出した理由。EXILE、三代目JSB、ソロでも存在感を発揮

 

―― 今年で三代目 J SOUL BROTHERSは15周年を迎えます。

小林:あっという間でしたし、濃かったなという思いが同時にあります。ここまで来られたのもいつも応援してくださるMATEの皆さんのおかげですし、改めてその存在に感謝だなと日を追うごとに思います。

―― 振り返ってみて三代目 J SOUL BROTHERSとして一番大変な時期はいつでしたか?

小林:グループの立ち上げの時、初めてドームツアーをやる時、コロナで予定していたライブができなくなった時かな…。全てが初めての状況でこの変化をどう乗り越えていくかを7人で向き合っていました。今は来年、再来年のことを話しているので今年の5月からのドームツアーを経てまたどう変化してくのかが楽しみですね。

―― アーティストとして、一個人として小林直己さんはどう変化してくのでしょうか?

小林:『Art & Age』は写真を見た後でタイトルを決めたんですが、自分がこれまで積み上げてきたものがアートになるっていう表現がハマった気がします。だからこそふわっと今自分が感じているものを表現したいというより、具体的な目標を持って作品を作っていきたい思いでいっぱいです。三代目 J SOUL BROTHERSはメンバーの年齢も割と近い分、みんな似ているようなことをしているのを踏まえると、これからは個人としてもグループとしてもより自分を濃く出してくのかなと思います。

―― 今後の目標を教えてください。

小林:ソロの活動でも皆さんに喜んでもらえる場所を作りたいなと思います。その時はぜひ皆さんこの本を持って来てください!

 

(取材と文・近藤加奈子)