久井大夢vs龍聖の1年ぶりの再戦決定。久井「倒しにいって最高の勝ち方で勝つ」、龍聖「僕のための大会。こいつのための大会じゃない」【KNOCK OUT】

大会名を発表する山口元気代表

 久井は続く8月に後楽園ホールで行われたクンクメールとの対抗戦でチョット・サレイヴァントンに胴回し回転蹴りで戦慄のKO勝ちを収め、高らかにエース宣言。龍聖戦以降はKNOCK OUTでは計5戦して4勝1敗。昨年12月には「KNOCK OUT-REDスーパーフェザー級王座決定トーナメント」を制しスーパーフェザー級のBLACKとREDの王座統一を果たしている。海外では今年2月にカンボジアのクンクメールでIPCC世界-60kg王座を獲得。4月には「KNOCK OUTvs.クンクメール5vs.5対抗戦」の中で行われた61kgタイトルマッチで判定負けを喫している。今回はそれ以来の試合となる。

 龍聖は久井に敗れた後、「最短でリベンジマッチを実現させる」べく8月大会への参戦が発表されるも諸般の事情で流れ、12月の「K.O CLIMAX 2024」で再起戦に臨むとISKA世界スーパーフェザー級(K-1ルール)王座決定戦でライアン・ガビオに判定勝ちを収め王座を獲得。今年3月にはONE Championshipの日本大会「ONE172:TAKERU VS RODTANG」に参戦し、強豪のスリヤンレック・ポー・イェンインに判定勝ちを収めている。

 会見で龍聖は「たどり着くことができた。僕の中で前回の試合は終わったと思っていない。4R目からのつもりで全開でいきたい」、久井は「前回の試合はダウンを取って勝ちにいったという感じだったんですけど、今回は倒しにいって最高の勝ち方で勝ちます」とそれぞれ語った。