久井大夢へのリベンジマッチ実現の龍聖「こいつに勝たないと人として、男として死ねないと思う」【KNOCK OUT】

久井が前戦となった4月の「KNOCK OUTvs.クンクメール5vs.5対抗戦」で判定負けを喫していることについて龍聖は「勝負だから勝ち負けはある。人の負けに対して特に何も言うことはないんですが、よくこつこつ負けるなと。それではKNOCK OUT代表にはなれない。彼はふさわしくないんじゃないかと思う」とばっさり。これに久井は「負けて気づくこともあると思う。それも経験なのかなと思う」とさらりと返した。
また今後の目標について問われた際に龍聖は「“ゴールはなんですか? 一番最後にやりたい目標は何ですか?”と言われた時に僕は今までは何を言えばいいのか分からなかったし、ちょっと前だったら“K-1の軍司君とやりたいです”とかありきたりな答えしかなかった。今、ONEが終わって明確に思っていることがある。僕はここで勝てばKNOCK OUTでやることは一つなくなると思う。まず一つはONEでさいたまで試合をして、KNOCK OUTをさいたまスーパーアリーナに持っていくというのが、僕がこの日本のキックボクシング界で、KNOCK OUTでやらなければいけないことだと思ったし、それができるのは今、僕しかいないと思う。それが引退までにやりたいことの一つ。もう一つは日本の国が低迷していて、格闘技にもいろいろな流れがある中で、やはりあこがれられるヒーローになりたい。僕が子どもの頃にHIROYAさんにあこがれたように、次は僕があこがれられる立場になりたい。“龍聖がいるからKNOCK OUTに出たい”“龍聖がいるからキックボクシングをやりたい”そう思ってもらえるような、ヒール役もやってきましたけど子どもたちのヒーローになれるような、そういった選手になるのが僕のゴールです」との目標を掲げた。
〈4月22日発表のカード〉
◆KNOCK OUT-BLACK スーパーフェザー級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
久井大夢(TEAM TAIMU)vs 龍聖(BRAID)
◆KNOCK OUT-REDライト級タイトルマッチ 3分3R・延長1R
重森陽太(クロスポイント吉祥寺)vs ゴンナパー・ウィラサクレック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)
【出場予定選手】
古木誠也(フリー)
森岡悠樹(北流会君津ジム)