大仁田厚が提案「ワイルド・セブン、保坂秀樹の追悼のため電流爆破の火薬量は3倍じゃ!」【バリアフリープロレスHERO】

そのHEROにとって、今大会は創設者のヤミキさん、大仁田の愛弟子であり、かつ同団体で多大な功績を残したワイルド・セブンさん、保坂秀樹さんの追悼大会。日程は、セブンさんの命日で、かつてFMWが川崎球場(現・富士通スタジアム川崎)でビッグマッチを開催していた5月5日。メインイベントはHEROにとっては“最初で最後の電流爆破”だ。対戦カードは大仁田、雷神矢口、リッキー・フジ、工事現場の親父vsワイルド・ベアー、ワイルド・ZERO、ガッツ石島、大野“ワイルド”翔士で、セブンさんと保坂さんに縁がある選手が集結。試合形式は「ノーロープ有刺鉄線電流爆破(一面)+電流爆破バット(3本)8人タッグデスマッチ」に正式決定した。
そこで、大仁田は「僕はHEROの『障害があってもなくても楽しめるプロレス団体』というコンセプトに共鳴して出場するようになったんです。セブンは子どもの頃から僕のファンで長い付き合い。プロレス界に戻って来てからは、いつもセコンドに就いてくれた。保坂とは当初は敵対していた時期もあったけど、長い間、タッグパートナーを務めてくれて、数えきれないくらい爆破のリングで僕をアシストしてくれた。そんな2人の追悼試合なんだから、通常の爆破じゃ面白くないだろ。2人を偲ぶため、火薬量は3倍じゃ!」と提案。これをHERO側が受け入れて、通常の3倍の火薬を使用した電流爆破デスマッチになることが決まった。これにより過激度3倍の電流爆破になる。
また、この一戦の試合前には2月28日に逝去された西村修さんの追悼セレモニーが行われる。大仁田は「西村さんの追悼セレモニーは4月29日、FMWEの大阪・堺市大浜相撲場大会でもやるんです。だけど、今回のHEROの大会で西村さんと戦った選手も、交流があった選手もたくさんいるでしょ。そして、会場の鶴見青果市場は西村さんが最後に試合した場所。だから、HEROでも追悼セレモニーをやることでHERO側にも快く理解してもらいました」とコメントした。
〈対戦カード〉
◆ワイルド・セブン&保坂秀樹追悼試合~ノーロープ有刺鉄線電流爆破(一面)+電流爆破バット(3本)・火薬量3倍!8人タッグデスマッチ
大仁田厚、雷神矢口、リッキー・フジ、工事現場の親父vsワイルド・ベアー、ワイルド・ZERO、ガッツ石島、大野“ワイルド”翔士
◆ヤミキ追悼試合
雷電、後藤恵介vs洞口義浩、仲川翔大
◆タッグマッチ
加藤茂郎、千葉智紹vsジャングル・バード、海和択弥
◆ミクスドタッグマッチ
藤田峰雄、ブランキー真帆vs谷口裕一、未定
※対戦カードの変更可能性あり
◆シングルマッチ
神崎ユウキvsボニータ