「第五十回菊田一夫演劇賞」大賞に演出家・栗山民也、演劇賞に明日海りお、長澤まさみら
菊田一夫演劇賞を受賞した長澤まさみ NODA・MAP第27回公演『正三角関係』 作・演出:野田秀樹(撮影:岡本隆史)
「第五十回菊田一夫演劇賞」の受賞者が24日、発表。菊田一夫演劇大賞に演出家の栗山民也、演劇賞に俳優の明日海りおや長澤まさみらが輝いた。
同賞は、劇作家・菊田一夫が日本の演劇界にもたらした多大な貢献を伝えるとともに、大衆演劇の舞台で優れた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰するもの。
50回目を迎える今回、菊田一夫演劇大賞に輝いたのは、今年「オーランド」「ファンレター」などで高く評価された演出家・栗山民也。
菊田一夫演劇賞には、明日海りお(「王様と私」のアンナ役、「昭和元禄落語心中」のみよ吉役の演技に対して)、長澤まさみ(「正三角関係」の唐松在良/グルーシェニカ役の演技に対して)、甲斐翔真(「ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル」のクリスチャン役、「ネクスト・トゥ・ノーマル」のゲイブ役の演技に対して)、上田一豪(「この世界の片隅に」「HERO THE MUSICAL」の演出の成果に対して)。
また、永年の舞台における功績に対して、菊田一夫演劇賞特別賞が伊東四朗と林与一に贈られた。
授賞式は後日、都内にて行われる。