日比谷公園でアートな公園ライフ!Hibiya Art Parkが25日に開幕

 

 日比谷公会堂前のにれのき広場には特徴のある卓球台が登場。ジャコモ・ザガネッリによる《Hibiya Ping Poing Platz》プロジェクトで、見知らぬ人たちが卓球を通じて新しい出会いを経験したり、コミュニケーションを生み出す参加型の作品だ。

 アーティストでありながらキュレーターであり文化芸術活動の活動家でもあるというザガネッリ氏は「日本社会、公共スペースの使い方への挑戦」だといい、卓球は子どもであっても老人であっても、若者でも、観光客でも皆さんに使っていただける」と説明。「皆さんにこの作品をお見せすることができて、とても嬉しく思っております。ぜひ知らない人と卓球をしてみてください」と話した。

 また、ザガネッリ氏は「卓球台を遊びの場だけではなく社交の場としても活用したいとし、会期中にさまざまな専門家を招いてイベントを実施する。

久保寛子『やさしい手』

 第2期(5月17~25日)は「“Play”ing Catch-集まり方の練習-」で、パフォーミングアーツと公園が融合した内容。維新派の屋台村&上映会、「人間ではない生き物」として参加できる朝の公園を舞台にした「呼吸にまつわるトレーニングプール -皇居のお堀編-」などユニークな作品も用意されている、

 期間中の土日祝にはキッチンカーが出店する。

 第1期会期中は毎日9~22時。