幻想的な “藤のカーテン” あしかがフラワーパークで樹齢160年「大藤」が見頃迎える
栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」にて、栃木県の天然記念物で同園を代表する樹齢約160年の「大藤」が見頃を迎えている。

栃木県「あしかがフラワーパーク」で見頃を迎えた「大藤」
大藤の藤棚は1本あたり約600畳分(1000㎡)で、花房が最大1.8mになる「野田九尺藤」(3本)と、ぶどうのような八重咲きの花房が特長の「八重黒龍藤」(1本)がある。2本で約2000㎡にも及ぶ大藤は1本の幹から約8万房の花をつけ、約16万房が満開となって降り注ぐ “藤のカーテン” のような光景はまさに圧巻だ。
園内には約350本の藤が植えられ、4月25日時点で大藤や早咲きのきばな藤が見頃を迎え、うす紅藤やむらさき藤が満開、白藤がまもなく見頃、遅咲きのきばな藤がつぼみの状態。その他にもツツジ、シャクナゲ、ルピナス、ハナミズキ、ネモフィラ、オオデマリなど多くの花が咲き誇っている。
「あしかがフラワーパーク」では5月18日まで「ふじのはな物語 ~大藤まつり2025~」を開催中。営業時間は5月6日まで7~21時、5月7~18日は8時~20時30分。17時30分以降はライトアップが行われる。大藤はGWいっぱいまで楽しめるという。