日沖発が朝倉未来戦以来のMMA戦でペケーニョに判定勝ち「今やれることはやれた。もう弟子たちのサポートに回ります」【ROMAN】

判定で日沖が勝利
試合は開始早々、日沖が圧をかけて前に出る。日沖のパンチにノゲイラは左ミドルを返す。詰めた日沖が組み付いて首相撲からヒザを連打。ケージに押し込むと右足をかけてテイクダウン。マウントを奪い、パウンドとヒジ。ノゲイラはなんとかハーフポジションにするが、日沖は小刻みなパウンドとヒジ打ちを打ち続け、顔面にヒジを押し付ける。ノゲイラは動いてなんとか決定打をもらわないようにするのが精いっぱい。何度かストップがかけられてもおかしくないヒジが入るが、そのたびにノゲイラは動いてストップを免れる。残り30秒でブレイクがかかる。スタンドからの再開で日沖はミドルキック、前蹴り。しかし極め切るほどの時間は残っておらず、試合は判定に。3-0で日沖が勝利を収めた。
日沖は試合後のマイクで「プロとして内容はちょっとしょっぱかったんですが、今、自分ができることを一生懸命やりました。この場を作ってくださった皆さん、ありがとうございました。チームのみんなありがとう。この年になっても強さを求めてやってこれました。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を口にした。