『銀河鉄道999』が来年6月に舞台化。気になるメーテル役は…
松本零士原作の人気漫画『銀河鉄道999』。1977年に連載がスタートし、1978年にはテレビアニメ化、1979年には映画化され大ヒットするなど、日本のアニメ史に残る作品となっている。
舞台は裕福な人々が機械の体を手に入れ永遠の命を謳歌する未来世界。母を機械化人に殺された鉄郎はタダで機械の体をくれるという星に行くために謎の美女・メーテルとともに銀河超特急999に乗り込む。旅の途中でさまざまな出会いと別れを繰り返し、成長する鉄郎の成長を描きながら、限りある命の美しさを訴え、多くのファンの共感を得た作品だ。
今年は誕生から40周年のアニバーサリーイヤーということで8月には作品をイメージしたウェブサイトが立ち上がった。そこには作品中の思い出のシーンと有名なセリフが散りばめられ、最後には「銀河鉄道999 40周年企画 平成29.9.9始動」という思わせぶりなコピーが躍り、かつてのファンの胸をざわつかせた。
そしてその9月9日には銀河鉄道999 40周年記念作品 舞台『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜の制作がリリースされた。
主人公の星野鉄郎を演じるのは今年、「第24回読売演劇大賞最優秀男優賞」を受賞した中川晃教。キャプテン・ハーロックに平方元基、クイーン・エメラルダスに宝塚宙組六代目トップスターの凰稀かなめ、機械伯爵に染谷俊之、大山トチローに入野自由など日本のミュージカルシーンを代表する実力派や新進気鋭の若手俳優が勢ぞろいする。999といえば真っ先に浮かぶのはメーテル。このメーテル役はアーティストのハルカが大抜擢された。
今回は1979年の劇場版第1作目のストーリーをもとにオリジナルのシーンを交えながら鉄郎が宿敵である機械伯爵と時間城で対決するところまでを描くという。
舞台の上演は来年。東京は6月23〜30日に明治座で。7月には北九州芸術劇場、大阪の梅田芸術劇場でも上演される。