腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ! 石井裕太
市川孝典事務所・広報担当
石井裕太 さん
「坊主は、節約と節電の二重効果があります。」
線香を使って絵を描く…!? 市川孝典が連続個展開催中
絵を描く道具といえば、まあ普通に考えれば絵の具とかクレヨンとか…。ちょっとひねれば木炭っていうのもあるかな。
「今回ご紹介したい市川孝典は、線香を使って絵を描くアーティストです。60種類以上の線香を使い分けて、一切の下書きなしに和紙を微かな炎で焦がしながら無数の焼跡で絵を紡ぎ出すんですが、そのスタイルは、“線香画”と称された市川独自の表現方法なんです」
石井さんはこの絵のどういったところに…。
「最初は、市川の生い立ちに興味をもちました。13歳で単身NYに渡ってから数年前まで世界各国でさまざまな表現活動をしていたのですが、アーティストとしての彼の噂や作品の評判を漏れ聞いていて。僕が初めて彼の作品に出合った時は“鑑賞”というより“目撃”に近い感覚でした。やべーもん観た!っていう感じです(笑)」
現在、初めての連続個展が開かれていますね。
「東京都現代美術館内のWall Galleryで『merry-go-round』を4月6日から開催中です。そして4月28日からは恵比寿のNADiff Galleryで『FLOWERS』と題したもう一つの個展がはじまるのですが、28日のオープニングレセプションでは、ビームス代表の設楽洋社長と市川が対談します。今回は、B印YOSHIDA(ビームス×吉田カバン)に企画協力していただいているのですが、トートバッグやカードケースなど市川自らが手を加えたコラボレーションアイテムも同時に展示しています。ぜひ、作品と市川本人を目撃しにきてください!」
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〈市川孝典展〉
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