NTTドコモがスマートフォン9機種を一騎投入!震災の影響は軽微
NTTドコモは、2011夏モデルとしてスマートフォン・携帯電話など全24機種を発表した。そのなかでもスマートフォンは9機種と大幅にラインアップを拡充している。
今回、Xperia、GALAXYと人気機種の最新モデルを投入するほか、従来のiモード携帯電話で人気のおサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信搭載モデルを拡充し、ハイエンドユーザー向けにはグローバルモデルのスマートフォン、スマートフォン初心者向けには従来の携帯電話のような機能を搭載したモデルと、幅広いニーズに合わせた機種を用意した。これにより、ドコモはスマートフォンの600万台販売を目指しているのだ。
iモード携帯電話に搭載されていた従来からの機能を重視しつつも、スマートフォンならではの機能にも注力している。NTTドコモ 山田隆持代表取締役社長は、「スマートフォンならではのサービスも増やしていきたい」というように、オープン系のサービスも代表的なサービスとして増やしたいとした。
スマートフォン9機種の価格は、月々サポートでの割引き分を入れた実質販売価格が、2機種が3万円台、6機種が2万円台、1機種が1万円台と、買いやすい価格の機種を投入することで、スマートフォンの販売台数を増やすとしている。
震災の影響については、スマートフォンのうち4機種が当初予定した販売開始時期から2週間程度遅くなったぐらいと軽微とのこと。既存機種でも6月ぐらいまでは部品供給に不安が残るが、それ以降は問題ないとしている。
会場にはCMキャラクターの渡辺謙、堀北真希が駆けつけ、新機種をPRするとともに、「被災された方々とドコモは、これからも一緒に歩んでいくことを私も伝えていきたいと思います」(堀北)、「何かが起こった時の通信の大切さを学び、声を聞くということも、どれだけ心配だったかをすごく身に染みて分かりましたので、機能の充実もそうですが、通信施設の状況も含めて、(ドコモは)がんばっていきたいと思います」(渡辺)と、ドコモの震災に対する姿勢も伝えていた。