腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ! 吉田旅人

KICCORIT(キコリ)映画『127時間』宣伝担当
吉田旅人 さん

今はバイクにハマり中。「でも、おかげでいまだに独り身で…」。ウチの妹、バイクの愛好会サイトで出会った人と結婚しましたよ。「そのサイト教えてください!」。けっこう本気ですね…。

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自分だったら…どうします?

 映画宣伝マン・吉田さんが紹介してくれるのは、『スラムドッグ$ミリオネア』のダニー・ボイル監督最新作『127時間』。岩に腕を挟まれてしまった青年の“究極の決断”が話題になっている作品ですよね。「実は、僕も見る前は、これって面白いのかな?と思っていたんですよね。「これまでダニー・ボイル監督は群像劇が多いイメージでしたけど、今回は一人称、しかもほとんど岩の間。これで面白くなるのかな、と思っていたら、良い意味で予想を裏切る作品でしたね。さすがダニー・ボイル監督です」。『スラム〜』より面白かった、という人もけっこう多いとか。「アーロンと一緒に“127時間”を過ごした気持ちになるんですよね」。主人公・アーロンを英雄と称えるというより、アーロンの生命力に触発されて自分の中に眠る勇気や決断力を探してみたくなる、そんな作品ですよね。「僕らは、ヒーローを求め過ぎている気がするんです。政治家でも、スポーツ選手でも、芸能人でも…。確かにヒーローの存在に安心させられるけど、本当は自分こそ自分の人生のヒーローなんですよね」。今こそ、自分の中にヒーローを見出すときかもしれませんね。もしアーロンのような状況に陥ったら?「僕だったら…どうなんですかね…でもきっと、なんらかの決断をすると思いますね」。大丈夫。吉田さん、生命力ありそうだから。

吉田さんが巻いている映画オリジナル、エディー・バウアーとのコラボバンダナを読者3名にプレゼント(係名:「バンダナ」)。前売り券には、こちらのオレンジ色バージョンがついてくるのでぜひお早めに!

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『127時間』監督:ダニー・ボイル 出演:ジェームズ・フランコ 6月18日よりTOHOシネマズシャンテ、シネクイント他にて公開。
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