映画“もしドラ”を完全制覇!
AKB48のエース 前田敦子 待望のソロデビュー! デビューマキシシングル『Flower』(Act1〜3)がYou,Be Cool! / KING RECORDSより6月22(水)発売。表題の「Flower」と「この胸のメロディー」の他、Act1〜3それぞれに異なるお楽しみが盛りだくさん!
【公式HP】http://www.kingrecords.co.jp/maedaatsuko/
ドラッカーに、AKB48に…ハマる要素満載
先週封切りされ、大ヒット中の映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」。高校野球とドラッカーという、一見まったく異なる要素が一体化して感動の青春ストーリーになるという想定外の面白さに加え、映画ならではのドラマ要素も満載。さらにヒロイン・みなみ役を前田敦子が務めるなど、AKB48のファンも見逃せない映画となっているのも、ヒットの要因に違いない。
内容そのものはもちろん、AKB48、原作本、ドラッカーなど、ハマる要素がめじろ押しの話題作だ。
主題歌でAKB48、挿入歌でソロ・前田敦子を満喫!
映画“もしドラ”の大きな見どころとなっているのは、ヒロイン・みなみを演じた前田敦子の存在。昨年12月、キャスティングが発表されたときには「以前から(野球部、サッカー部といった)マネジャーをやってみたいと思っていましたので、みなみ役をいただいたときはうれしかったです。マネジャーという役を通して周りの方たちをサポートする側にもなれるように頑張ります。チームプレイでステキな作品に仕上げたいと思います!」というコメントを寄せていた。初主演にも関わらず、ときに熱血、ときに繊細なヒロインを生き生きと演じきった前田の魅力を再発見するファンも多いはず。5月に行われた完成披露イベントでは、後輩マネジャー・文乃役を演じた峯岸みなみも、前田の演技について「普段は甘えんぼなのですが、芝居になると女優さんの顔になるので、間近で見ていて刺激になりました」とコメントしている。
彼女たちの楽曲を主題歌・挿入歌で楽しめるのも映画ならではだ。主題歌は現在記録的な売り上げを誇るAKB48の新曲「Everyday、カチューシャ」。そして挿入歌は、6月22日に発売となる前田のソロデビューシングル「Flower」。タイムリーな楽曲を映画館で堪能できるのはうれしいかぎり。
完成披露イベントでは前田敦子や峯岸みなみら主要キャストが勢ぞろい。前田は大ヒットを目標に甲子園さながらの“宣誓”
さらに、TVCMでも“もしドラ”2人組みが活躍。「ワンダ」ブランド新TVCM「映画もしドラ応援」編が先月28日より放映中だ。毎日朝が早くて大変だった前田、峯岸は朝専用缶コーヒー『ワンダ モーニングショット』を飲んで頑張ったというエピソードを披露する内容。先輩・後輩を演じた2人の、息の合った掛け合いに注目。
公開前、勝負事の神様として信仰を集める箭弓(やきゅう)稲荷神社に大ヒット祈願をした前田。「(自身も)6月はいろいろあるので、笑顔で過ごせたらいいなと思います!」と語っていた通り今後の活躍にも目が離せない。先日、前田は7月スタートのドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン☆パラダイス〜2011」で“イケメン男子”を演じるため髪をバッサリ。本作で見せるポニーテールの女子高生姿は貴重な映像になりそうだ。
「Flower」【Act1】 |
「Flower」【Act2】 |
「Flower」【Act3】 |
主題歌「Everyday、カチューシャ」ランキングぶっちぎり!
本作の主題歌はAKB48の新曲「Everyday、カチューシャ」。5月に発売され、初週で133万枚の売り上げを記録。オリコンによると、発売初週としては、1996年に120.8万枚を記録したMr.Childrenの「名もなき詩」を15年4カ月ぶりに更新した。6月6日付けのオリコン週刊シングルランキングでも堂々1位。これで、2009年10月発売の「RIVER」以降8作連続で首位を獲得したことになり、ピンク・レディーが78年に打ち立てた記録を32年8カ月ぶりに塗り替えたことになる。
AKB48 21st Single『Everyday、カチューシャ』通常版 CD+DVD 1600円・税込 You,Be Cool! / KING RECORDSより発売中
勘違いした書店主から「マネジメント」を薦められたみなみ。すべてはここから始まった
映画が数倍楽しくなる! ドラッカー関連情報
“ドラッカー山脈”と称されるほど膨大な著作をしるしたP.F.ドラッカー。“もしドラ”ワールドも、それに劣らぬ広がりを展開中だ。
映画を見て、もっと“もしドラ”を知りたくなったのなら、岩崎夏海の原作本は必須。コミック、アニメまで網羅してしまったら、「エースの系譜」「甲子園だけが高校野球ではない」といった岩崎の他著作もおススメだ。
ドラッカー自身に興味を抱いたなら「マネジメント」をはじめとする“ドラッカー山脈”に挑戦してみては。ドラッカーの“精神”に触れたい人には「決定版 ドラッカー名言集」など、至言の数々をまとめた本を探してみるのもよさそう。また、映画の公開前後には「100分で名著」(NHK教育)に取り上げられるなど、関連番組を予定しているので、こちらもおススメ。本格的に理念を学びたい人は、ドラッカー学会による講演会情報などをチェックしてみてはいかが。
映画では、みなみが「マネジメント」と出会った書店に、ドラッカーのソックリ人形が…
そもそも“ドラッカー”ってどんな人?
ピーター・フェルディナンド・ドラッカー(1909〜2005)は、20世紀から21世紀にかけて、経済界に対して最も影響力のあった経営思想家といわれている。現在の経営理論にも生かされているマネジメントの主な概念と手法を生み出し、マネジメントの父、経営学の父と称された。
そんなドラッカーが1974年に刊行したのが「マネジメント―課題、責任、実践」。それまで彼が発表してきた自らの経営論を体系化しまとめた本書は、世代、国を超えたベストセラーとなる。ちなみに、主人公のみなみが読んでいるのは、本書のエッセンスを初心者向けにまとめた“エッセンシャル版”。
映画と合わせて楽しもう! “もしドラ”ワールド
『マネジメント【エッセンシャル版】』 | |
「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 | |
コミックス版「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」 |