フジロックに反核・脱原発を訴える「アトミック・カフェ」登場

 7月29〜31日に開催されるフジロックフェスティバルで、「アトミック・カフェ・フェスティバル」が復活する。16日、主催者が発表した。東日本大震災と福島第一原発の事故を受け、会場内のNGOヴィレッジと1ステージを提供。自然エネルギーを重視するエネルギー社会への転換を呼びかける。

「アトミック・カフェ・フェスティバル」に出演するのは、ソウル・フラワー・アコースティック・パルチザン(SFUアコースティック Ver.)、加藤登紀子、斉藤和義と中村達也によるMANNISH BOYS。トークゲストとして、田中優(未来バンク事業組合)、伴英幸(原子力資料情報室)、『ヒバクシャ 世界の終わりに』『六ヶ所村ラプソディー』を手がけた映画監督の鎌仲ひとみも登場する。
 ブースでは関連の展示やオープンマイク、福島県産食材を使用したカフェも設けられる。

「アトミック・カフェ」は、1982年に、国際的に広がった反核運動をきっかけに、日本において「音楽を通じて、反核・脱原発を訴えていく」ことをテーマに掲げてスタートしたイベント。当時のイベントには、加藤登紀子、浜田省吾、宇崎竜童、尾崎豊、ザ・ブルーハーツをはじめとした、国内外のアーティストが参加した。