復興支援がテーマの紅白 猪苗代湖ズらが初出場!
大みそかの『第62回NHK紅白歌合戦』出場者が11月30日に発表された。初出場は、人気子役の芦田愛菜、鈴木福、韓国の人気グループ、KARAと少女時代、神田沙也加、椎名林檎、猪苗代湖ズの7組。10月に活動再開を発表した絢香、松任谷由実、松田聖子、長渕剛は返り咲き、北島三郎や細川たかし、森進一と小林幸子らは順当に選ばれた。芦田と鈴木はユニット「薫と友樹、たまにムック。」として『マル・マル・モリ・モリ!』を歌うほか、ソロでも盛り上げる予定だ。
初出場組のなかで注目したいのは、猪苗代湖ズ。クリエーティブディレクターの箭内(やない)道彦、サンボマスターの山口隆ら福島県出身のアーティスト4人で結成したユニットで、3月11日の東日本大震災を受けてCD発売など活動の全収益を福島県に寄付しており、この日までの寄付金は約4250万円。箭内は「31日までに1億円寄付したい!」と喜んだ。
箭内は「福島から避難した人も避難できない人も、『福島が好き』というところに集約させていきたい」と力説した。