腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ! 大森智治
映画『晴れ舞台はブロードウェイで!』応援団
大森智治 さん
倉田監督とは中学・高校の同級生。現在は七里ガ浜オールスターズという演劇ユニット所属の俳優。
シニア劇団の奮闘に感動
2006年に演出家の蜷川幸雄が55歳以上の人を集めて「演劇集団さいたまゴールド・シアター」を立ち上げて以来、シニア劇団が注目されている。4月7日から公開される映画『晴れ舞台はブロードウェイで!』に登場する大阪の劇団「すずしろ」もそんなシニア劇団のひとつ。ただ「すずしろ」が他の劇団と違っていたのは…。
「ゴールド・シアターは芝居ができる人たちが集まっているような気がするんですが、すずしろは演劇に関しては全くの素人の、ただの高齢者の人が何かやりたいという思いだけで集まった劇団なんです」とは、この映画の“応援団”大森さん。そしてこのシニア劇団がブロードウェイを目指す姿を描いたのがこの映画。
「すずしろの舞台作りの裏側がとても面白いんで映画にしようという話があったんですが、何かパンチのある話題が欲しいということになって、じゃあはったりでもいいからブロードウェイを目指そうということになったんです」
大森さんは演劇関係のお仕事もしている。そんな大森さんの目から見て、「すずしろ」の挑戦はどう映ってます?
「台詞を覚えるのはもちろん、英語でなおかつネイティブの人にも通用する発音を身につけて、というのは普通不可能だと思います。できているので、ぎりぎり可能だったということなんですが…。まあ徐々にハードルを上げていったというのが良かったのかもしれません」
どういう人に見てほしい?
「監督は“若い人に見てほしい。ちょっと疲れている人が見て、俺も頑張らないと、って思ってほしい”って思っているようです」
すずしろのメンバーの元気さと前向きさには頭が下がる作品です。
|
『晴れ舞台はブロードウェイで!』
|