男子100平泳ぎ・北島が4大会連続五輪代表

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(Photo/AFLO)

 競泳のロンドン五輪代表選考会を兼ねた日本選手権が2~8日に東京辰巳国際水泳場で開催。3日には男子100メートル平泳ぎの決勝が行われ、北島康介(29)が58秒90の日本新記録で優勝し、日本の競泳選手では初の4大会連続五輪代表を決めた。北島はスタートから次元の違う速さを見せつける。誰もついてこられない。北京五輪以来、4年ぶりに日本記録を更新した北島は「高いレベルで代表を決められたのはうれしい」と力強く拳を握った。

 この日行われた女子100メートルバタフライでは25歳の加藤ゆかが57秒77の日本新で勝ち、2大会連続で五輪代表入りした。

 4日に行われた男子100メートル背泳ぎでは昨年の世界選手権3位の入江陵介が52秒91で快勝し、ロンドン五輪代表を決めた。女子100メートル平泳ぎは鈴木聡美が1分6秒80で優勝。2位の松島美菜とともに五輪切符を獲得した。