松井現役続行!! レイズとマイナー契約

ph_sports0100.jpg

(Photo/AFLO)

 米大リーグのアスレチックスからフリーエージェント(FA)となり、開幕した後も所属先が未定だった松井秀喜外野手(37)が4月30日、レイズとマイナー契約を結んだ。  松井は昨季、141試合に出場し、打率は過去最低の.251、12本塁打の成績に終わり、シーズン終了後にFAとなった。その後は所属先が決まらないまま2月に渡米し、米大リーグの春季キャンプがスタートしてからは、自宅のあるニューヨーク周辺で個人で練習を続けていた。  開幕から約1カ月が経ち、打線の強化を狙うレイズと、米国での現役続行にこだわった松井との思惑が一致した。  レイズは昨季までの4年間でプレーオフに3度進出するなど急成長を遂げている。攻撃陣も充実。指名打者を主に務めるスコットは左の強打者で、現地では「スコットが故障した際の保険」といった厳しい見方もある。また、本拠地のトロピカーナ・フィールドは人工芝で、両膝に古傷を抱える松井には守備面で不安も残る。  松井は今後、マイナーで結果を出してメジャー昇格を目指すことになる。