4月26日、渋谷駅前に開業したばかりの「渋谷ヒカリエ」の11Fスカイロビーで「2020年オリンピック・パラリンピック開催都市決定500日前記念イベント」が開催された。
このイベントは東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会と東京商工会議所の共催によるもの。立ち見も含め多くの買い物客が足を止め、2020年東京招致に向けた活動が徐々に浸透していることをうかがわせた。
招致応援ゲストとして競泳の柴田亜衣さん(アテネ五輪)、宮下純一さん(北京五輪)、シンクロナイズドスイミングの小谷実可子さん(ソウル五輪)、バレーボールの大山加奈さん(アテネ五輪)、ショートトラックの勅使川原郁恵さん(長野・ソルトレークシティー・トリノ五輪)の5人のオリンピアンが登場。トークショーと、この日イベント前にヒカリエ内で募集した一般からの応援メッセージを張った記念パネルのお披露目を行った。
それぞれが自らの経験を踏まえ、2020年東京オリンピック・パラリンピックへの思いや意義を語った。中でも、冬季とはいえ日本で行われたオリンピックに出場している勅使河原さんは「一番よかったのは長野。一生を考えて、自分が選手としてピークの時に日本で行われるオリンピックに出場できることはなかなかないと思う。幸せだった」と振り返った。
イベントの後半は、リレー形式での質問タイムで開場を盛り上げる。
水泳の先輩でもある柴田さんに結婚について聞かれた宮下さんは「先輩には頭が上がらない」と四苦八苦。小谷さんから「引退後に大変なこと」を聞かれた大山さんは「毎日お化粧をすることと私服を着るのが大変。今でもすっぴんで出掛けられるときはすっぴん」と女子トークを展開した。