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 ギリシャ総選挙で第一党となり、連立協議を行っていた新民主主義党(ND)のサマラス党首は7日夜、組閣を断念し、パプリアス大統領に伝達した。大統領は8日、急進左派連合のツィプラス党首に組閣要請したが、同党による政権樹立も困難視されており、6月に再選挙になるとの観測も出始めた。  アサヒグループホールディングス(HD)は8日、飲料大手のカルピスを買収することで、カルピスの親会社である味の素と最終合意したと発表した。買収額は約1200億円と、国内飲料業界のM&A(企業の合併・買収)としては過去最大規模。アサヒグループの飲料事業は国内4位だったが、3位に浮上する。  東京電力が電力需要が少ない夜間の電気料金を引き下げる「時間帯別料金」を導入することが8日分かった。東電は家庭向け料金を7月から10%程度値上げすることを計画している。新制度では電力使用量が増える夏季の午後1~4時をピーク料金として高めに設定し、使用量の少ない夜間の料金は安くする。  3月のロシア大統領選で当選したウラジーミル・プーチン首相が7日、モスクワのクレムリンで宣誓を行い、大統領に就任。またプーチン大統領から新首相候補として指名されたメドベージェフ氏の承認審議を行っていたロシア下院は8日、賛成多数で可決。メドベージェフ氏が首相に就任した。  北海道電力は5日午後11時3分に定期検査のため泊原発3号機(北海道泊村)の運転を停止した。昭和45年以来、42年ぶりに国内の稼働原発がゼロとなる異例の事態となった。検査期間は71日間を予定しているが、再稼働にはストレステスト(耐性検査)や地元了解が必要なため、停止期間は「未定」としている。