10月上演のフランス版『ロミオ&ジュリエット』キャストが来日イベント

20120521a.jpg 渋谷ヒカリエの11Fに誕生した東急シアターオーブで10月6日からフランス版ミュージカル『ロミオ&ジュリエット~ヴェローナの子どもたち~』が上演される。そのメインキャストが来日し、21日に赤坂BLITZで来日イベントを行った。
 同作は2001年にフランスで初演し、これまでに200万人を動員し、CDや劇場収録盤DVDは計650万枚を売り上げるなど、フランスでは国民的大ヒット作。その後、スイス、ベルギー、ロンドン、モスクワ、ウィーンなどヨーロッパ各地にアジアでも上演。世界20数カ国を回り、500万人以上を動員しているという。
 日本では2010年に宝塚歌劇団の星組が日本版を上演。2011年春には雪組公演。秋にはロミオ役を城田優と山崎育三郎によるWキャストで日本オリジナルバージョンが上演された。
 この日はオフィシャルサポーターを務める城田が応援にかけつけ、ロミオ役のシリル・ニコライとジュリエット役のジョイ・エステールとともにフランス語で「エメ」を熱唱した。
 フランス版のDVDで見て、感動のあまり涙を流したという城田は「愛することの素晴らしさ、争い憎しみ合うことのむなしさや悲しさが凝縮された作品。人の心に訴えるものは世界共通。言葉の壁は存在しない。この作品の素晴らしさを僕の口から多くの人たちに伝えられれば」と熱っぽく語った。
 10月6日から21日まで東急シアターオーブで上演。その後、26日から11月4日まで大阪の梅田芸術劇場メインホールで上演される。