(Photo/AFLO)
バレー女子五輪最終予選はアジア予選を兼ねて行われ、日本は27日の最終戦でセルビアにフルセットの末に敗れたものの、勝ち点1を獲得し、3大会連続の五輪出場を決めた。タイが4勝3敗、勝ち点12で日本と並んだが、セット率で上回る日本が4位、タイが5位となり、日本が「上位3位以外のアジア最上位」で五輪切符を獲得した。
目標とした1位通過どころか、最終戦も先に2セットを奪いながら追いつかれての敗戦。終わってみればギリギリでこじ開けたロンドンの扉だった。それでも3大会連続の五輪切符獲得に、真鍋監督は「苦しみながら、よく頑張ってくれた」と選手らをたたえた。
エースの木村沙織は7試合の合計では、韓国の金軟景、ロシアのガモワに次ぐ89本のスパイクを決めたものの、スパイク決定率はわずか16.33%に終わった。