ロンドン五輪なでしこ先勝
ロンドン五輪は27日の開幕に先立つ25日、サッカー女子の1次リーグがスタートし、日本代表「なでしこジャパン」はF組初戦でカナダと対戦し2−1で幸先のいいスタートを切った。
前半からボールを支配した日本は前半33分、左サイドでボールを持ったFW大野がいったんMF沢にパス。沢が浮き球で大野にパスを戻すと、ペナルティーエリア内でボールをキープした大野が走り込んできたMF川澄にヒールパス。角度のないところだったが、川澄がGKの動きを冷静に見極め先制ゴールを決めた。続く前半44分には左サイドからの鮫島のクロスを宮間が頭で合わせてゴール。前半を2−0で折り返した。
後半10分には右サイドのこぼれ球を拾ったカナダのウィルキンソンがドリブル突破から入れた低いクロスをタンクレディが合わせゴール。2−1とされたが、その後も日本は守りに入ることなく果敢に攻め続け勝利を収めた。