腕利き宣伝マンが猛プッシュ コレよ、コレ！ 高橋戦車さん

　今回ご登場いただくのは「劇団鹿殺し」の制作を務める高橋戦車さん。鹿殺しは最近は本多劇場や紀伊國屋ホールといった大きめの劇場で公演してきました。
「今回は久々の駅前劇場で、時代劇に挑戦します。作家の丸尾丸一郎には“現代の世の中には侍がいない。主人公の田舎の侍の生き方や生きざまを通して男という者を描いてみたい”という思いがあるようです。今まで鹿殺しは丸尾と菜月チョビが主役をやることが多かったのですが、今回はオレノグラフィティが初主演を務めます。他にも若い役者が重要な役に就いていて、鹿殺しも若い力が育っているということをお見せできる作品になっていると思います」
　駅前は鹿殺しのエネルギーが最も伝わりやすい劇場です。
「今回は“駅前で伝説をつくる！”ということを目標にやっているんです。駅前劇場は若手のノッている劇団が、ものすごく刺激的な作品を発表して、“当日券完売！長蛇の列！”といった作品的にも興行的にも伝説になるような公演を生む場所だと思っています。そこで鹿殺しが久々に公演を行うんですから、“見たくても見られない！”っていうような凱旋ならではの伝説を作ってやりたいな、と思っています」
　鹿殺しは演劇以外にもさまざまな活動をしていますね。
「音楽パフォーマンスによるライブ活動もしています。次回は11月9日に下北沢のGARDEN。こちらには僕も出ますんでよろしくお願いいた