東京駅の新しい表情に歓声!
東京駅の丸の内駅舎の保存・復原工事が完成し、10月1日に利用がスタートした。約100年前の姿に復原された駅舎をいち早く見ようと早朝から多くの人が駅を訪れた。ライトアップの点灯がスタートした午後6時ごろには、ロータリーを挟んだ丸の内ビルディングや新丸ビル前まで、カメラや携帯電話を掲げる人たちであふれた。
工事は、元々あった駅舎の外壁や主要部分をできるだけ保存・活用して、創建当時の姿に復原。戦災で失った屋根と3階部分の外壁、南北にある2つのドームの内部も残っている写真や資料を参考に復原した。それとともに、耐震性能も向上させている。
ライトアップは、面出薫氏によるデザイン。「和やかな景色」をコンセプトとし、すべてLEDを用いて環境に優しいライトアップになっている。毎日日没から午後9時まで点灯する。