THE SECOND×『悪の教典』映画トーク
THE SECONDのデビュー曲『THINK ‘BOUT IT!』が、主題歌として映画『悪の教典』とドラマ『悪の教典—序章—』を盛り上げる! 実はこの曲、メンバーが実際に原作を読み、そのイメージを反映させて作られたもの。『悪の教典』にハマったメンバーたちの映画トークをお届け!
NESMITH(以下NES)「とにかく衝撃。とくに伊藤さんの目がすごいんですよ。今年は『海猿』最新作からの、この作品ですからね(笑)。伊藤さんの演技の幅というか、真逆さも衝撃的でしたよね」
KENCHI(以下KEN)「衝撃もすごかったけど、僕が引き込まれたのが三池監督ならではの映像の作り方。1つもダサい画が無いんですよ。クライマックスの殺りくシーンも映像的な美しさがあって。恐怖を見事に描いたエンターテインメントという感じ」
SHOKICHI(以下SHO)「僕はそんな通なコメントは言えないんだけど(笑)。僕もすごく引き込まれてしまって、蓮実先生がピンチのシーンでは、つい応援してしまいそうになりました(笑)。蓮実は恐ろしい人物なんだけどヒーロー的要素があるというか」
みんな「分かる(笑)」
KEIJI(以下KEI)「僕は、映画が終わったときに僕らの『THINK ‘BOUT IT!』が流れてやっと一息つけたんですよ(笑)。最後までダークな曲だとそのままの気分で映画館を出ることになるけど、この曲でやっと中和されるというか(笑)」
KEN「でもラストにすごい衝撃が待ってるんだよね(笑)。最近あんな終わり方する映画も珍しい」
みんな「そうそう!」
NES「映画の裏に隠された蓮実先生のエピソードとか、いろいろ想像しちゃいますよね」
TETSUYA(以下TE)「僕は、映画を見て、正義と悪について少し考えさせられましたね」
NES「確かに蓮実って単純な悪を感じさせないですよね。反社会的なことは間違いないんだけど本人の中で“悪”という意識が無いから。だからこそ見ている側もつい応援したくなるのかも(笑)」
SHO「『セブン』でケヴィン・スペイシーがやった役もサイコパス的な人物だけど、あれはグロくて応援できない(笑)」
KEN「蓮実はサラッとしているんですけど、そこが逆に怖いんですよ」
SHO「しかもかっこよくてヒーロー的でね。ずるいな(笑)」
KEN「ダークヒーローということでいうと、僕は『ダークナイト』のジョーカーとかも好きなんだよね。あの、何をやらかすか分からない狂気的な怖さとか」
NES「確かに僕も好きですね。どちらかというとジャック・ニコルソンのほう。子供の時に見て狂気的な恐怖を感じた」
KEI「男はああいうキャラクター好きだよね、なぜか応援したくなる。蓮実先生と同じくらい(笑)」
SHO「僕はマフィア映画が好きなんですよ。一番はロバート・デ・ニーロ」
TE「僕は『アウトレイジ』のビートたけしさんが好きですね」
NES「現実では、悪ってけっこう難しいですよね(笑)。僕だと、照れくさくて家族に素直に優しくできなくて悪いなあとか、それくらい」
KEN「僕はここでは言えないな(笑)」
KEI「僕はネッさんをイジってしまうことかな…かわいくて(笑)」
SHO「僕も不親切なタクシーの人にたまにイラッとするくらいかな」
みんな「それはある(笑)」
SHO「まあでも、一番の悪は女性を引きつけるTETSUYAさんの魔力的なキラースマイルでしょう(笑)」
みんな「確かに(笑)」
TE「みんながそう言うならそうなのかも(笑)。ありがとうございます」
KENCHI
「もともと僕は三池監督の作品が大好きなんですけど、今回の作品も本当にすごい。カラスが飛ぶシーンとか、映像がかっこよくて説得力がある。恐ろしいシーンも美しく見えるくらい」
KEIJI
「まさにこういう映画を待っていた、という感じでしたね。確かに衝撃的な内容だけど、突き抜けた感じがあって。監督の力と、あとやっぱり役者さんたちですかね。伊藤さんはもちろんですけど、生徒役の役者さんも良かったと思います」
TETSUYA
「僕はこの映画を見て、誰の中にもある正義と悪について考えさせられてしまいました。伊藤さん演じる蓮実は、自分の行動の悪を正義だと考えているように僕には見えて、そこが恐ろしく感じると同時に、この映画の魅力だと思いました」
NESMITH
「映画は、まさに衝撃でしたね。レコーディングの前に数分の予告編を見せていただいたんですけど、それだけでもすごい衝撃でした。とにかく伊藤さんの目のインパクトがすごくて、僕の中でそれがずっと残っているんですよ」
SHOKICHI
「あまり大声では言えないことかもしれないけど、蓮実先生を応援したくなってしまいましたね(笑)。あと、曲の使い方も見事ですよね。あんなにジャズが怖く聞こえるんだ、って(笑)。そういう一つひとつすべてが面白かったです」
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