フード・アクション・ニッポン・アワード発表!

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 食糧自給率の向上に寄与する事業者・団体の優れた取り組みを表彰する「フード・アクション・ニッポン・アワード 2012」の表彰式が2日、都内で開催された。大賞には、オリジナル商品「黄金そだち」シリーズを開発した生活協同組合コープ さっぽろが決定した。

 同シリーズは、北海道産の飼料用米をを使って飼育した牛、豚、鶏や、それらの家畜から生産された牛乳、たまごなどのすべてにつけられるブランド名。

 北海道の農業が抱える休耕田問題の解決策のひとつとしてスタートしたプロジェクトで、始動から3年目。同シリーズのラインアップは現在、「黄金そだちのたまご」「黄金そだちの別海牛乳」「黄金そだちの美瑛豚」「黄金そだちの知床どり」など全17アイテム。今後も、さらに商品を拡大していく予定だ。

 そのほかの受賞は、商品部門ではお米で作ったシリアル「全農コメフレ」(三菱食品株式会社・東京)、流通部門では商品開発や売場開発を通じて食糧自給率アップに寄与した株式会社セブン&アイ・ホールディングス(東京)、販売促進・消費促進部門では米粉料理インストラクター制度を採り入れ家庭での米粉の利用促進に取り組んだ大分市(大分)、研究開発・新技術部門ではカゴメ株式会社、国立大学法人愛媛大学理学部(東京・愛媛)がそれぞれ最優秀賞を獲得した。

 詳細はフード・アクション・ニッポンサイト内の特設ページで(http://syokuryo.jp/award/)。