五輪招致「300日前」記念週間 都内各地でイベント開催
東急東横線の渋谷駅構内コンコース特設スペースで11日、2020年オリンピック・パラリンピック開催都市決定300日前記念週間オープニングセレモニーが開催された。セレモニーには先のロンドン五輪のボクシングで金メダルを獲得した村田諒太選手とパラリンピックで競泳男子150メートル個人メドレーと男子平泳ぎ50メートルでともに銅メダル獲得をした鈴木孝幸選手が駆けつけ、トークショーを開催した。
村田選手は「元気のない日本をスポーツが元気づけてくれる。日本に良い影響を及ぼすと思う。ロンドンでも感じたことなんですが、(2016年の)ブラジルは今から盛り上がっている。(日本も)これから8年間も盛り上がり続けられる」と招致の重要性を語った。
鈴木選手は「ロンドンではオリンピックもパラリンピックも同じように盛り上がり、同じように扱われていた。広告もCMも。東京も同じことができる力があると思う。管轄省庁の違いもあって同じレベルにはいけない事情もありますが、(招致が)決まったら行政にも動いてもらって、多くの人にパラリンピックを見てもらえればいいなと思っています」と訴えた。
この日から、同駅とJR新宿駅、東京駅の3カ所にカウントダウンオブジェが設置される。また東横線では先頭に招致ロゴのエンブレムがついた電車が25日まで運行。そのほかにも17日までさまざまなイベントが開催される。