COVER SPECIAL INTERVIEW MYNAME

　セカンドシングル『What’s Up』はキャッチーでポップな楽曲だ。
インス「この曲は、過去を脱ぎ捨てて、未来に向かって突き進もうという曲です。朝起きて聴いてくれたら、その日のテンションが高くなると思いますね」
コヌ「日本デビュー曲の『Message(Ja
panese Ver.)』は韓国で発表していた曲を、日本語で歌っていたものなのですが、『What’s Up』はこれまでどこでも発表していないし、日本がオリジナルの曲になります。だから、日本のファンのみなさんにより親しんでもらえるんじゃないかって期待しています」
　韓国のR&B歌手ファニのプロデュースで、最強ビジュアルアイドルグループとして2011年10月に韓国でデビュー。デビュー後は2012年最も注目すべきK-POPスターで2位にランクインするなど注目を集めている存在だ。韓国で追い風が吹くなかで、今年7月『Message(Japanese Ver.)』で日本デビュー。この楽曲は、オリコンウィークリーチャートで14位にランクインし、幸先のいいスタートを切った。
　ニューシングルは挑戦だという。特にタイトル曲は、より日本を意識することで曲調やアプローチも違った。
インス「日本語がまだ上手じゃないですから、発音など難しいところがたくさんあります。例えば、歌詞の理解ですね。韓国語だったら歌詞を読めばその意味や伝えたいメッセージをちゃんとを理解して表現できるんだけれど、日本語の場合は……。翻訳していただいてたいていの意味はつかめるんですが、取り組むなかで本当の意味はどうなんだろうって、改めて自分で勉強したり」
ジュンQ「勉強しながらやっていくので、日本語も上達するかも？（笑）」
　見せ方にも工夫を凝らしている。
コヌ「希望を歌っている曲なので、そのメッセージが聴いてくださるみなさんに伝わらなければなりません。そのためには、まず自分たちが希望を感じていなければと思います。その気持ちを大切にパフォーマンスしていますね」
セヨン「僕たちもみんなと一緒に楽しみたいですから、みんなで踊れるような振り付けもしています。やりやすいと思うんです。ライブでは一緒になって盛り上がりたいですね」
インス「この曲は特にだと思うんですけど、韓国と少しアプローチが違うんですよね。韓国では音楽番組の出演、約3分で自分たちの良さをすべて見せなければいけないですから、そこにすべてを集結させたパフォーマンスを見せることを意識するんです。日本ではまず“みんなで楽しむ”ということを考えられるんです。どちらがいいというのはないですけど、韓国のようなアプローチはライブに来てくだされば見られると思います」
　12月、東京と大阪のZEPPで単独公演を行う。MYNAMEの魅力をすべて見せるとともに、ファンと一緒に楽しむライブにしたいと目下準備中。『What’s Up』のようなポップな楽曲もあれば、クールでかっこいいナンバーも入れた構成だそう。
セヨン「ニューシングルに収録されている『Adrenaline』は、タイトルがいうようにアドレナリンが湧いてくるようなパワフルな楽曲です。振り付けも男らしいんですよ。こういう曲も見てもらえるんじゃないかなと思います」
インス「日本語で歌って好評だった『H
ello ＆ Goodbye』もあるし。ただ、僕が思うのは5人でのパフォーマンスももちろん見てほしいけれど、ライブならではの見どころはそれぞれのソロのステージになると思います」
インス「僕は強いイメージで、チェジンさんはカワイイです」
チェジン「……頑張ります」
ジュンQ「僕はロックですね」
インス「セヨンさんは……」
全員「セクシー！」
コヌ「僕はみんなが……」
セヨン「そこまで！言い過ぎ（笑）」　
　今回のZEPP単独は、目標に掲げている東京ドーム公演への第一歩。
コヌ「それを実現させるためにも、いろんな人に聞いてもらえるように頑張りたいです。もともといろんな音楽が好きなメンバーが集まっているし、期待されている音楽の枠を超えていきたいですね」
セヨン「3年、2年後には実現させたいね」
（本紙・酒井紫野）