川内が別府大分マラソンV

 別府大分毎日マラソンが3日行われ、公務員ランナーの川内優輝が2時間8分15秒の大会新記録で優勝した。ロンドン五輪6位の中本健太郎が20秒差の2位に入った。川内は40キロすぎのスパートで、中本との壮絶なデッドヒートに決着。「消極的な争いだけはしたくなかった」と攻めの姿勢を貫き、充実感に満ちた顔で月桂冠をかぶった。

 今大会は8月の世界選手権(モスクワ)の代表選考会を兼ねており、この日ともに自己記録を更新した川内と中本は代表の有力候補となった。