FUN.『伝説のヤングマン–』でグラミー2冠も「僕らは若くない」
第55回グラミー賞の授賞式が現地時間10日(日本時間11日)、米ロサンゼルスのステイプルズセンターで行われた。主要4部門のうち最優秀新人賞と最優秀楽曲賞の2部門を、2008年結成の男性3人組バンド、FUN.が受賞。ボーカルのネイト・ルイスの力強い歌声と親しみやすいメロディーで『伝説のヤングマン〜ウィー・アー・ヤング〜』が大ヒットし、注目されていた。
3人は結成前から、個々でバンド活動を行ってきた。それだけにネイトは「僕らは実は若くはないんだ。12年間音楽活動をしている。ファンのみんなのおかげでやってきました」とスピーチした。
昨春デビューしたカナダ出身の女性シンガー、カーリー・レイ・ジェプセンはデビュー曲『コール・ミー・メイビー』が9週連続1位を獲得するなど大ブレークしたが、最優秀新人賞の5組の候補から漏れ、人選を疑問視する声もあがっていた。