ナイツ『水滸伝』宣伝漫才師に就任するも、解説は勘違いだらけ!?

20130531f.jpg『水滸伝』映画公開&DVDリリース直前記念イベントが30日、都内にて行われ、お笑いコンビ・ナイツの塙宣之と土屋伸之、モデルの古澤未来が登場した。


 DVDの予告編ナレーションを担当し"宣伝漫才師"に就任したナイツの2人は、プロモーション映像でも『水滸伝』を解説する新ネタを作るなど、すっかり『水滸伝』通になった様子。「『三国志』は武将や政治家の話なんですけど、『水滸伝』は、民衆に近い物語で、国中でつまはじきにされたアウトローな人たちが108人集結して国に戦いを挑むというところが、物語の魅力なんです」と土屋が熱く語れば、塙も「キャラの濃い108人の漢たちが集まって最後全員がひとつになっていくところはぜひ見てほしい」とアピールした。


 またこの日は、ダンプカー運転手でファッション雑誌の読者モデルという異色の経歴を持つ古澤未来がゲストで登場。「パンチパーマの人が好きで、パンチパーマの人としか付き合ったことがない」という古澤が「この108人の登場人物の中からパンチパーマが似合いそうな顔の人を選びました」と、次々と好きな登場人物をあげたものの、人物解説をした塙は、勘違いを連発。酔拳でトラを倒した"武松"について「この人はすごい巨人ファン。虎を見るとつい殺してしまうんですよね」、農民の邪魔になっている大木を鳥の巣を壊さないように根っこから引き抜いた"魯智深"について「この人はビッグダディですよ! 最近子供たちが巣立って、この木を相手に柔道の練習をしているんです」と、ボケまくり、会場を爆笑させた。ところが最後「イチマルキューじゃなくて...108人でしたっけ?」と、古澤にボケを持っていかれ、塙が「それいいネタじゃないかよ。僕が間違えたいわ」と悔しがる一幕もあった。


 同作は中国三大名著の1つである水滸伝を、製作費55億円を投じて映像化したスペクタクル大作。劇場用に編集された映画が現在公開中で、全86話からなるDVDが6月5日から毎月順次リリースとなる。