『ポルトガル、ここに誕生す ギマランイス歴史地区』試写会に15組30名
【日時】9月10日(火) 19時〜【会場】サイエンスホール(竹橋)
“ポルトガル発祥の地”とされ、2001年に世界遺産に登録された、古都・ギマランイスにまつわる物語を、ヨーロッパ映画界の巨匠4人が描く! EUが提唱する2012年の“欧州文化首都”に指定されたこの街を紹介するプロジェクトの一環として企画された作品。4人の巨匠が、それぞれ異なるスタイルとトーンでギマランイスの魅力を表現する。
アキ・カウリスマキ監督の『バーテンダー』は、バーで働く孤独な男の姿を、監督らしいペーソス満載で描く喜劇。『コロッサル・ユース』のペドロ・コスタ監督が手掛けた『スウィート・エクソシスト』は、アフリカ移民と亡霊との奇妙な会話劇。
『ミツバチのささやき』のビクトル・エリセ監督は、欧州第二の繊維工場跡地で過去の声に耳を澄ます感動のドキュメンタリー『割れたガラス』を手掛けた。現役最高齢となる104歳のマノエル・ド・オリヴェイラ監督の『征服者、征服さる』は、歴史をユーモアあふれる視点で綴った痛快な短編。巨匠4人それぞれの視点でポルトガルの歴史に触れることができる、豪華な“ご当地ムービー”だ。
9月14日よりシアター・イメージフォーラムほかにて公開。