今こそ、一眼レフデビューしよう!

運動会やレジャーなどシャッターチャンスがいっぱい

 スマホ・フィーチャーフォンのカメラ機能の向上や写真関連アプリの充実などで、もはやカメラはいらなくなったのかと思いきや、実際は違うようだ。より写真撮影が身近になったことで、より良い写真を撮りたいと一眼レフやミラーレスといった上位機種のデジタルカメラの購入を検討したり、さらにはフィルムカメラに手を伸ばそうとしている人も増えてきているという。コンパクトデジカメからプロ仕様の一眼レフまで幅広いラインアップを提供しているキヤノンによると、レンズ交換式デジタルカメラ(デジタル方式でレンズ交換が可能な一眼レフ・ノンフレックス)の出荷台数は、2012年で対前年比約13%増の約1800万台、2013年も同約11%増を見込んでいる。

 そんな状況のなかで、キヤノンが新たに投入するのがデジタル一眼レフカメラ「EOS 70D」(29日発売)。コンパクトデジタルカメラや入門機からのステップアップや、より本格的な写真表現を目指す人たちに向けて開発されたデジカメだ。ミディアムサイズのボディーにはメインとサブのダイヤルが搭載されていて、女性でも持ちやすく、撮影中も操作がしやすい。また、可動式の液晶モニターもうれしい要素。頭上にデジカメを掲げて撮影したり、ローアングルから縦写真をとる場合には非常に撮影が楽になる。さらに液晶はタッチパネル式。フォーカスを合わせたいところにタッチすることでシャッターを切ることができる。デジタル一眼でありながら、スマホのカメラのような使い方もできるのだ。つまり、最先端の技術を投入してより多彩な表現を実現するとともに、このカメラでデジタル一眼デビューを果たそうというユーザーもスムーズにその表現を体感できるカメラといえそうだ。

 コミュニケーションパートナーとして「EOS 70D」のCMに出演する妻夫木聡も、デジタル一眼レフカメラでの写真撮影にハマった1人。昨年、同社が発売したミラーレスカメラ「EOS M」のCM出演をきっかけに写真撮影の魅力にはまったそうで、7月に都内で行われた発表会に出演した際に、今回のCM撮影では自分が撮られていることを忘れるほど写真撮影に没頭していたと話していた。