元大関・把瑠都が引退
大相撲の元大関で東十両3枚目の把瑠都(28)=本名・カイド・ホーベルソン、エストニア出身、尾上部屋=が11日、日本相撲協会に引退届を提出し、引退した。度重なる故障に苦しんだ把瑠都だったが、秋場所の番付発表後も満足に稽古ができず、現役から退くことを決断した。
同日、東京・両国国技館で記者会見し「悲しいけど、けがが治らないから土俵に立つことができません」と涙ながらに引退理由を語った。
年寄名跡を取得していない把瑠都は親方になることはできず、このまま角界を去ることになる。