ヤマザキナビスコ杯で柏が14年ぶりV
サッカーのヤマザキナビスコカップの決勝が2日、東京・国立競技場で行われ柏が1−0で浦和を破り14年ぶり2度目の優勝を飾った。
柏は前半ロスタイムに工藤が右クロスを頭で合わせて先制。浦和の猛攻をしのぎ守り勝った。決勝点を挙げた工藤が最優秀選手に選ばれた。元日の天皇杯決勝に続き、柏のネルシーニョ監督が聖地・国立で宙を舞った。ナビスコ杯制覇は14年ぶりだが、国内主要タイトル獲得は2011年のJ1優勝から3季連続となる。
出場停止や故障で戦力に不安を残す中、指揮官は1週間前のリーグ戦と同様、浦和と同じ3バックを採用。守りを固めて少ない好機を生かす現実的な策に徹した。序盤から耐える時間が続いたが、前半ロスタイム、藤田の右クロスに遠いサイドで工藤が反応。ワンチャンスを生かし、頭で決勝点を奪った。