2S制移行再検討
Jリーグは10月30日、2015年からの導入を決めていたJ1の前後期の2ステージ制について、上位チームが優勝を争うポストシーズンの大会形式に欠陥があったとして、再検討する方針を示した。
ポストシーズンは第1、第2各ステージの上位2クラブが出場するトーナメント「スーパーステージ(SS)」の勝者と、年間勝ち点1位クラブが年間優勝を懸けたチャンピオンシップで対戦する形式が固まっていた。対象クラブが重複した場合は3位以下を繰り上げ、SSの3試合は確保する方針だったが、ステージ3位チームがわざと負けることでステージ1位と年間勝ち点1位クラブを重複させ、繰り上げでのSS出場権を狙うなど「抜け道」の存在が発覚した。
この問題は12クラブの社長らが参加した同日の意見交換会で報告された。