東京に輝く333メートルのクリスマスプレゼント
冬の風物詩、東京タワーのクリスマス・イルミネーションがスタート。開業55周年の今年は、大展望台にも2種類の新イルミが登場。巨大ツリーとクリスマス装飾、スペシャルなライトアップで輝く東京タワーのコラボを楽しもう。
点灯式には国内外人気アーティストが参加
4日に行われた点灯式には、男女7人組のパフォーマンスグループ・AAA(トリプル・エー)のメインボーカル・浦田直也、2013年度東京タワーアンバサダーを務めるヴァイオリニスト・Mei、韓国の男性グループ・BOYFRIENDという、豪華なスペシャルゲストが参加。浦田とBOYFRIENDが特設ステージに設置された点灯ボタンを押すと、地上の3万個、大展望台4万個のイルミネーションが一斉に点灯。会場につめかけた大勢の観客は“雪”と“シャボン玉”が舞う演出のなか、Meiのヴァイオリン生演奏に酔いしれた。続いてライブを披露したのはK-POPグループのBOYFRIEND。女性ファンの大声援を受けながら『Be my shine〜君を離さない〜Count Ari』と新曲『Pinky Santa』を披露した。イベントの最後を飾った浦田は「いつも一緒の仲間たちが今日はいないので少し緊張しています」と苦笑しながらも『Time goes by』『僕が一番欲しかったもの』をソロで歌い上げ会場を感動で包み込んだ。
初登場! 大展望台2フロアに光のカーテン
今年は、東京の夜景と大展望台フロアのイルミネーションが演出する、光のコラボにも注目だ。高さ150メートルの大展望台1階にはゴージャスなシャンパン・ゴールド、2階には華やかなクリスマス・レッドの室内イルミネーションが登場。天井からつりさげられた各階2万個のイルミが窓や床に反射して、展望台の空間全体が幻想的な光景に変身。東京の夜景とともに、360度楽しめる“大人のクリスマス空間”となっている。
また、毎年好評のクリスマス・フォトスポットが今年も登場。期間中の毎日9時から22時まで、大展望台1階の北西フロアに、ピンクのハートと東京タワーをモチーフにしたクリスマス限定の写真コーナーを設置。無料貸し出しのクリスマス衣装を借りて、とっておきの1枚を撮影してみては。
もはや東京のクリスマスシーズンに欠かせない光景となっているのが、東京タワーと、その真下に設置される都内最大級の巨大ツリー。今年のツリーは高さ12mで、シャンパン・ゴールドを基調に、約2万個のイルミネーションとオーナメントでデコレート。ツリーの周囲には、東京タワーの形をした光るオブジェが飾られ、東京タワーならではのイルミネーションとなっている。そしてやはり、最大のポイントは“東京タワーとツリーのコラボ”。オレンジ色に輝く東京タワーの真下で、シャンパン・ゴールドに輝くクリスマスツリーという“2ショット”を見ることができるのはこのスポットだけ。大きなツリーの背後にそびえる巨大な東京タワーというクリスマス限定の写真を狙って、今年も撮影大作戦が繰り広げられそう。また、ツリー周辺のエリアには約1万個のイルミネーションで彩られるクリスマス・ガーデンが登場。シャンパン・ゴールドに彩られた高さ2.2メートルのミニツリーや、オレンジ色に光る高さ1.4メートルの東京タワー型オブジェ、高さ2.5メートルの東京タワーのミニオブジェ〈リトル東京タワー〉など、多彩なイルミネーションが出現。そんな光景を、光り輝くベンチに座って眺めることができるペアシート〈恋人たちの光のベンチ〉は、毎年カップルに大人気だ。
ぜひ鑑賞してほしいのが、今年で5回目となる〈クリスマス・ライティングショー〉。毎日16時から30分ごとに、クリスマスソングに合わせてイルミが変化。ライトアップされた東京タワーの真下で眺める、幻想的な光のショーは、きっと素敵な思い出となるはず。毎日合計12回行われるので、見に行った際にはタイミングをお見逃しなく。
大展望台からの夜景とイルミ、東京タワーとクリスマスツリーなど、さまざまな“光のコラボ”を楽しめる東京タワー。カップルで、ファミリーで、友人同士で思い出作りに出かけてみては。