PHOTO OF THE WEEK 2013.11.8〜2013.11.21
くまモン ボストンでも大人気
熊本県のゆるキャラ「くまモン」が12日、米東部ボストン近郊の名門ハーバード大を訪問。同大大学院で博士号を取った蒲島郁夫知事の講演に同行し、教室で「くまモン体操」を踊ったり、キャンパスで女性に抱きつかれたりと、人気ぶりを発揮。その後、本拠地フェンウェイパークに今年のワールドシリーズ王者のレッドソックスを訪問。レ軍のマスコットである「ウォーリー」とも親交を温めた。
(写真:AP/アフロ)
ケネディ米新大使が着任
米国のキャロライン・ケネディ新駐日大使(55)が15日、成田空港に到着した。
19日午後には、皇居で「信任状捧呈式(ほうていしき)」が行われ正式に大使となった。東京・丸の内の明治生命館から皇居まで馬車送迎されたケネディ大使を一目見ようと沿道は集まった人々で埋め尽くされた。
故ケネディ大統領の長女という知名度から、米政界に幅広い人脈を持つケネディ氏。オバマ大統領とは家族ぐるみの交流もあるだけに、日本政府関係者は「(前任の)ルース駐日大使よりホワイトハウスに近く影響力が強い」と歓迎ムードだ。
(写真:AP/アフロ)
小泉氏が時期明言「原発即ゼロ」
小泉純一郎元首相は12日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し、原発について「すぐゼロにしたほうがよい」と述べ、即時ゼロを求めた。「安倍晋三首相が(原発ゼロを)言えば反対派は反対できない。首相の判断力、洞察力の問題だ。かじを切ってもらいたい」とも語り、首相の在任中に決断するよう促した。 小泉氏が平成21年の政界引退後、記者会見に応じたのは初めて。原発ゼロを実現する時期を明言したのも今回が初めてとなる。
(写真:AP/アフロ)
福島4号機燃料取り出し始まる
東京電力福島第1原発の4号機燃料貯蔵プールからの燃料取り出しが18日、始まった。1年かかる燃料移送では、燃料損傷により取り出せなかったり、運搬中に落下する懸念が残る。大破した建屋での作業は世界的にも前例がない。水素爆発で損傷した4号機原子炉建屋は、東京タワーに使用されている鋼材と同じ約4200トンの鉄骨で増強された。東電は「東日本大震災と同規模の揺れに耐えられる」と説明、取り出し作業中に大地震が発生しても安全性は担保されるとしている。
燃料取り出しを控えた6日、4号機の内部がマスコミに公開された(写真:代表撮影/AP/アフロ)