2014年気になるアイテム「食・生活」
DRINK:お手軽&目的別スムージー
今年は、昨年のスムージーブームがさらにレベルアップ。自宅でのスムージー作りに使うことができる、便利なカット野菜・果物のキットが、スーパーやコンビニでも日常的に見かけるように。カット素材の便利な点は、なんといってもそのままミキサーに入れるだけという手軽さ。野菜くずも出ないので片付けもラク。しかもメーカーによっては目的別に野菜や果物を組み合わせたキットを販売しているところもある。アンファーの『FRESH DELI』は生の素材が届く冷凍宅配スムージーのキット。緑黄色野菜を摂取したい、食物繊維を重点的にとりたいなど、その日の気分で選べるのがうれしい。
『FRESH DELI ザ・グリーンスムージー』10袋セット3800円・税込/アンファー http://www.angfa-store.jp/
GRAIN:大麦パワーに注目!
近年の健康ブームにより、白米が主流だった主食にも、玄米や雑穀などが用いられるようになってきた。そんな中、最近注目を集めているのが「大麦」。雑穀の中のひとつだが便秘やメタボの解消、コレステロールの低減、糖尿病の予防などの機能性があると期待できるということで、その注目が一気に高まった。実際、もち性の大麦「もち麦」は、白米の25倍、玄米の4倍もの食物繊維を含んでいるほか、腸内環境を整え、免疫力を高めると言われているβ-グルカンも多く含有。その健康価値は、2013年、科学的に「健康機能性に根拠がある」と認められたことで、健康食材としての地位を確立した。
洗ったお米に混ぜて炊飯器で炊くだけ「もち麦ごはん」12袋入、430円(はくばく)
SWEETS:アメリカ生まれの「Pop Cake」
ひとつひとつ手作りだというポップケーキを製作・販売するのは、スイーツアーティストで料理家のmihopanこと都築美穂さん。見た目はロリポップキャンディーのようだがスティックに刺してあるのはキャンディーではなくケーキ。焼いたケーキを一晩寝かせ、翌日フードプロセッサーで粉々にして、そこにつなぎとなるエシレバターを混ぜて手で丸めてスティックに刺し、溶かしたチョコレートにくぐらせて、装飾しているという。手間暇がかかっている分、おいしくスイーツ好きにも満足の味と食べごたえだ。受注生産で、企業のロゴを入れたり、内祝いでなどで名前を入れたりもできる。
オンラインショップ[popcake.jp](予約販売)
【情報】facebook(http://facebook.com/POPcake.jp)/ブログ「ミホパン7つの教え」(http://ameblo.jp/miho-pan/)
コミュニケーションツールというよりも、情報収集ツールとして存在感を示している、Twitter。テレビ番組を見てつぶやき、本を読んでつぶやき、ニューオープンスポットに行ってつぶやき……。そのつぶやきの集積が、「何を見るか」「何を買うか」「何をするか」という決定に大きな影響を与えている。そうした流れが、ドラマの視聴率や音楽ランキングに大きな変化を与えそうだ。
ビルボードジャパンでは昨年12月、同社が提供するランキング「Japan Hot100」をリニューアル。パッケージのセールスや、iTunes Japanの配信回数やラジオでのエアプレイ数を合算する算出方法に、ツイッターのツイート回数などのデータを加えて、よりリアルな反応をチャートに反映している。6月には、ビデオリサーチが、米ツイッターとタッグを組んで「Twitter TV 指標」をスタート。ツイッターへの投稿数や投稿記事が閲覧された頻度などから番組の評判を分析するというものだ。このデータは広告代理店などに販売されるというが、目立たなくてもツッコミどころが多いドラマ、1人で見ていてもみんなで盛り上がりたいというタイプの番組などにはビビッドにその変化が現れそうだ。「ツッコミしろのある」番組づくりが意識されるようになるかも。
すでに海外では発売され人気を集めている、PlayStation 4(以下、PS4)が、日本でも2月22日に発売される。メモリがパワーアップしたことでより快適にゲームが楽しめることに加えて、自分のゲームプレイを簡単にSNSにアップロードでき、身近な友達はもちろん、世界中にシェアできる。また、自分のプレイをリアルタイムに配信したり、配信されているものを視聴したりすることもできるのだ。ゲームイベントでのスゴ腕プレイヤーのプレイに多くの人が集まったり、動画サイトにアップされたさまざまなアングルからの実況動画が人気を集める状況に即したハードといえそうだ。気になるソフトも続々ラインアップされており、PS4は2014年を語るうえで外せないキーワードといえそうだ。
ゲームイベントでも大人気だったPS4。発売日が待ちどおしい!写真:AP/アフロ