2014年気になるアイテム「落語・イベントetc」
二つ目のころからその面白さと毒舌に定評があり、ここ数年落語ファンの間でさらにパワーアップしたと話題の桃月庵白酒。昨年は本を出版するなど、活躍の場を広げている。
「2013年は映画に出演したり、本を出版したり、落語以外の新しいことに挑戦できて楽しい年でした。本に関しては最初は師匠が本を出すことになったのですが、なんとなく師弟同時発売っておもしろいんじゃないっていう話から、私も一緒に出させていただくことになって…。大学の話とか入門の時の話とかはあまりしたくなかったんだけど、ページ数が足りなくて書いちゃいました(笑)。もともと、寄席が好きでこの世界に入ったので、寄席に出るのは楽しいです。そして寄席に出続けていることは、実際自分の強みにもなっていると思います。自分のことが目当てじゃないお客さんの前で、落語をするわけですから、これは面白いですよ。10分から15分でお客様をつかんで、笑わせる。疲れるけど楽しい。最初のころは、それを楽しいなんて言う余裕はありませんでしたし、今でもちょっと休むと怖いです。前後の流れもありますし、番組の顔付け、その日のお客様の様子を全部見なきゃいけないから、結構大変な作業だと思います。でもその作業をやって、うまくいった時の喜びがたまらない。まあ、うまくいかなかった時はいたたまれないですけど(笑)」
今年はどんな事に挑戦するのか。
「特に目標とかはないんですけど、成り行きで内幸町の会場を5日間連続で押さえちゃったんですよね。もともと勉強会をやらせてもらっていたところで、今年はそこが主催の落語会に出させてもらったので、ヨイショのつもりじゃないですけど、ちょっと“ここでまたやってみたいですね”って言ったら、“9月に5日間空いているんですけど”って言われて(笑)。とりあえず、年末にならないと予定が分からないって言ったんですけど、“待ちます!”って言われて…。そこまで言われたらやるしかないです(笑)。5日連続は初めてですが、誰かゲストを呼ぶとか、日替わりの二人会にするとか、全日独演会にするとか、いろいろ考えてはいますが、まだ決まっていません。5日間もあるから、何かはやりたいんですけど。あと、映画もうまくいけば今年公開されると思います。寄席は上野と浅草で4月と7月にトリが決まっていて、そのほかも順調に決まっているので、これまで通り、寄席を中心にいただいたお仕事をやるでしょうね。落語って不親切なものだから、はっきり言って向き不向きがあります。向いている人は、なんの知識がなくても絶対に面白いと感じると思う。でもいくら勉強しても合わない人には合わないんです。まあ、そう言ったら身も蓋もないけど(笑)。実際ご年配の方なら笑えるかといったら、笑えない人もいる。反対に小学生でも笑える子は笑えます。こちらが座布団の上で一人で喋っていることを聞いて、お客様に想像させるという芸ですからね。他人の褌で相撲をとるという変わった芸能で、それでいて金を取る(笑)。でもそれを面白いと思える人は、絶対に楽しめます。コストパフォーマンスがほかの芸能に比べて圧倒的に安いですからね(笑)。“一度ワニの肉を食ってみるか”っていう気持ちで来ると、案外うまいじゃないってことになるかも知れない。だから、一度見て下さいとしか言いようがない。見た上で笑えれば、落語に向いている人なので、どんどんハマって下さい(笑)」
水素水でサビない体に!
酵素、炭酸(二酸化炭素)商品が人気だった昨年。今年はさらに、水素が話題になりそう。活性酸素を除去し、サビない体を作ると言われている水素水だが、販売されている水素水の中には、濃度が薄まる、水素の含有量が少ない、賞味期限が短い、値段が高いなどそれぞれに欠点があったことも確か。しかし、昨年発売されたミネラルウォーターから手軽に水素水を作ることができるポータブルの水素水生成器「Magic Shake(マジックシェイク)」の販売で、水素水がぐんと身近に。わずか3分ででき、おいしさをキープしたまま水素を長時間溶存可能。いつでもどこでも水素水を摂取できる。【URL】http://www.antibacjapan.com/
立って仕事がトレンドに
IT先進国スウェーデンをはじめ、北欧のオフィスでは当たり前となっているスタンディング・スタイルのデスク。「Sit & Stand デスク」を販売するスカンジナビアン モダンによると日本でも販売数を伸ばしているという。その時の気分、状況により、ボタンひとつで自由に高さを調節できるスタンディング・スタイルのデスクは、仕事の姿勢を選べるので、腰痛や肩こりの軽減や生産性の向上につながるという。禁煙の次は、禁座がオフィスのトレンドになる?