貴乃花理事が執行部入り
日本相撲協会は3日、東京・両国国技館で理事会と年寄総会を開き、公益財団法人移行後に再任した北の湖理事長(元横綱)の体制下で最初の職務を決めた。旧法人から合わせて3期目の貴乃花理事(元横綱)がファンサービスなどを担当する総合企画部長に就任し、41歳の若さで執行部入りした。
貴乃花理事は危機管理部長や監察委員長などの要職も兼任する。
会見では「お客さまがいて興行が成立する。ファンのことを第一に考えたい」と抱負を語った。
北の湖理事長は「相撲道にも精進しているし、みんなのかがみ」と起用理由を説明。「あらゆる面の仕事を覚えて、将来を担ってほしい」と強い期待を寄せた。