オリンピアンの直接指導に子供たちも大ハッスル
2020年東京オリンピック・パラリンピックの成功に向けて企画された特別イベント「GTFキッズスポーツサミット」が22日、都内で開催された。同イベントはオリンピック・パラリンピックに出場したトップアスリートたちが未来のオリンピアンを目指す子供たちに直接指導するというもの。子供たちにとっては“本物”に触れる貴重な時間でもあり、夏休みの大きな思い出となった。
この日の講師は藤沼亜衣(卓球)、小野卓志(柔道)、初瀬勇輔(ブラインド柔道)、上村美揮(体操)、加藤ゆか(水泳)、木村敬一(パラリンピック水泳)、前園真聖(サッカー)、寺西一(ブラインドサッカー)、瀬川智広(ラグビーセブンス)、薫田真広(ラグビーセブンス)の10人。6種目に140人の小学生が集まった。
開会式ではメキシコ、ミュンヘン、モントリオールオリンピックで金5、銀1、銅3個のメダルを獲得した男子体操の塚原光男氏が「夢は実現するんです。でもスポーツは正直。頑張れば結果が出る。頑張らなきゃ結果は出ない」とスポーツの素晴らしさ、そして厳しさを語り「みなさんの未来は日本の未来、東京の未来、新宿の未来でもあります。みんなで頑張って、素晴らしい、新宿、東京、日本を作っていただきたい」と挨拶した。
その後、各種目に分かれオリンピアンの指導が開始。折からの猛暑の中だったが、講師たちが手綱を押さえなければいけないほど一生懸命になってしまう子供たちの姿が印象的だった。